手取りはいくらになるのか、引っ越しにいくらかかるのか、家を売ったらいくら残るのか。お金の疑問の多くは、条件を入力すれば目安を計算できます。
この記事では、収入・住まい・家族のお金をブラウザだけで無料計算できるWebアプリを、ライフイベント別にまとめました。すべて登録不要で、開いてすぐ試せます。
いずれも公開データや公的資料に基づく概算・目安です。契約や手続きの前には、必ず公式の情報や専門家で正確な金額を確認してください。
いま直面しているイベントから選ぶのが早いです。
| 状況 | 使うアプリ |
|---|---|
| 転職・年収を考えたい | 年収手取り計算機、勤続期間計算 |
| 引っ越しする | 引越し費用相場、賃貸初期費用、退去費用チェッカー |
| 家を買う・売る | 住宅ローン返済シミュレータ、固定資産税・売却手取り計算機、不動産売却相場シミュレータ、地価マップ |
| 固定費を見直したい | 電気代シミュレータ |
まずは、毎月の収支の土台になる計算からです。
年収から、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた手取り額を概算するツールです。扶養人数や年齢区分、賞与の有無を反映できます。
「手取り◯◯万円がほしいなら年収いくら必要か」の逆算にも対応しているので、転職の希望年収を考えるときに便利です。年収300万〜1,500万円の手取り早見表も付いています。
基準日時点の勤続期間を正確に計算するツールです。複数の在籍期間の通算や、休職・育休・出向などの算入/除外設定にも対応しています。
退職金や有給付与など、勤続年数が条件になる制度を確認するときの下準備に使えます。
電気代の全国平均(総務省 家計調査ベース)を世帯人数別・季節別に確認し、自分の請求額と比べられるシミュレータです。
エアコンや冷蔵庫など家電別の電気代も、消費電力×使用時間から実計算できます。「うちの電気代は高いのか?」をデータで確かめられるのがポイントです。
引っ越しは出費が集中するイベントです。相場を知っているだけで交渉や計画が変わります。
引越し費用の相場を、世帯人数×移動距離×時期で確認できるシミュレータです。公開調査データに基づく平均相場と、2〜4月の繁忙期の割増が可視化されます。
時期をずらせるなら、どのくらい安くなり得るのかの見当がつきます。費用を抑えるコツも出典付きで解説されています。
敷金・礼金・仲介手数料・日割り家賃・火災保険・保証会社利用料・鍵交換費を入力すると、賃貸契約の初期費用の合計と内訳を即時表示するツールです。
合計が「家賃の何ヶ月分か」で示されるため、物件同士の比較がしやすくなります。仲介手数料の上限など、節約ポイントの解説も出典付きです。
退去時の原状回復費用を、国土交通省のガイドラインに基づいてチェックするツールです。壁紙の日焼けや画鋲跡などの損耗が、貸主負担か借主負担かを判定します。
居住年数による減額を反映した借主負担の目安と、実際の請求額との差も表示されるので、「この請求は妥当なのか」を確かめる材料になります。
金額が大きいぶん、事前の概算が効くイベントです。
借入額・金利・期間から、毎月の返済額・総返済額・利息総額を計算するツールです。元利均等と元金均等の比較、ボーナス払い、繰上返済による利息軽減額の計算にも対応しています。
残高推移のグラフと、借入額×金利の月返済額早見表で、無理のない借入額の感覚をつかめます。
持ち家の固定資産税・都市計画税の年額と、家を売却したときの手取り額を概算するツールです。住宅用地特例や3,000万円特別控除などにも対応しています。
税率や特例には国税庁・東京都主税局などの出典が明記されているので、根拠を確かめながら使えます。「売ったらいくら残るのか」をまず一人で試算したい人に向いています。
家・マンション・土地がいくらで売れるかの目安を、公表されている不動産取引データに基づく統計レンジで確認できるツールです。
物件種別・エリア・築年数・面積を選ぶだけで、類似取引の中央値とレンジ、参照した件数が表示されます。個人情報の入力が不要なので、一括査定サイトに登録して営業の連絡を受ける前に、まず自分だけで相場観を持っておきたいときに向いています。
国の地価公示・都道府県地価調査の実績データをもとにした地価動向マップです。
全国の変動率と、市区町村別の地価推移・公示地点の一覧を確認できます。将来予測は載せず、公表された実績だけを表示する方針なので、「上がりそう」といった話ではなく、実際に公表された数字を見たいときに使えます。
売却相場シミュレータが物件単位の目安を出すのに対し、こちらはエリア全体の地価がどう動いてきたかを見るためのものです。
飲み会や旅行の割り勘を、端数の扱いまで含めて素早く計算できるツールです。日常で一番出番の多いお金の計算かもしれません。
ジャンボ宝くじを組と番号で管理し、一括抽選で「当たり感覚」を体験できるシミュレーターです。実際のお金は動かない遊び枠ですが、当せんの確率感覚を体で理解できます。
いずれも概算・目安です。税額や費用は個別の条件で変わるため、契約・申告・交渉の前に公式情報や専門家で確認してください。
この記事で紹介したアプリはブラウザ内で計算が完結する作りで、登録も不要です。
お金の計算は、正確な金額を出すことより「相場観を先に持つこと」に価値があります。引っ越しなら相場・初期費用・退去費用の3点、住まいの売買ならローンと手取りを、動く前に一度試算しておきましょう。
ほかの実用ツールはWebアプリ一覧から探せます。